
ライフスタイルの軸が「自分中心」へとシフトしていく大人世代。
かつての友人関係がライフステージの変化とともに形を変えていく中で、今、注目を集めているのが、趣味や「推し活」をきっかけとした新しい繋がり。そしてそこから派生したアクティブな「遠征」という旅のスタイルです。
今回は、大人だからこそ深く楽しめる、推し活と旅を掛け合わせた新しい人生の楽しみ方を探ります。
趣味や推し活が「最高の居場所」に
大人世代にとって、人間関係はむやみに「広げる」ものから、心地よい範囲に「深めて整える」ものへと変化していきます。周囲に無理に合わせる付き合いを手放し、シンプルかつ身軽に自分らしく生きたいと願うのは、成熟の証ともいえる自然な流れです。
その中で、新たな生きる活力となっているのが「好き」で繋がる仲間の存在!
キラビューの調査では、大人世代の女性の91%が「趣味や推し活を通して友達ができた」と回答。社会的立場や環境、年齢といった垣根を超え、純粋に好きな対象を語り合える存在が、日常生活に鮮やかな彩りを与えています。
「共通言語」が育む、ゆるくて深い関係性

自身の「好き」を軸に繋がる人間関係には、大人ならではの深い共感と尊重があります。推し活を楽しむキラビュー読者の声を聞いてみましょう。
「推し活友達とイベントに参加した際、偶然にも推しからファンサを受け、思わず顔を見合わせて大はしゃぎ。終演後のカフェで語り合った時間も最高で、共通の“好き”を持つ仲間の存在が、日常に彩りと元気をくれると実感しました」
「韓流スターを推していて、趣味は旅行やコンサートです。ほとんど毎日多数のお友達から、連絡があります! 一番仲の良い友達とは、今年2月にフィンランドに一緒に行き、オーロラ、サンタクロース村を楽しんで来ました」
「推している人が同じなので、トキメキや喜びを共有できるところが嬉しいです」
「登山が趣味です。登山の日に仲間のリーダー的な人が誕生日だったのでサプライズで、山頂でハッピーバースデーをやりました」
SNSつながりで友だちに

今やSNSは、趣味の仲間を見つけるための「最適な入り口」。キラビューの調査でも推し友だちと出会ったきっかけの上位に、「SNSやWebサイト」がランクインしました。 InstagramやX(旧Twitter)で、自分の好きなこと(ガーデニング、旅行、推し活など)を発信すれば、自然と価値観の近い人と出会う機会が広がります。
自分のペースで情報交換をし、イベントの時だけリアルに会う。この「適度な距離感」と、好きなものが同じという「共通言語」があることこそ、大人世代にとってSNSが便利なツールである理由なのです。
「推し活×遠征」が旅の概念をアップデート
そして今、大人世代の旅のスタイルは、観光旅行から「推し活を目的とした遠征」に進化しています。

ネオマーケティングとエイチ・アイ・エスの共同調査によると、60代の大人世代は4割以上が推し活を実践中だとか!

さらに推し活を目的とした遠征を経験した人の96.8%が、「また遠征に行きたい」と回答しています。
「推し活×遠征」はどんな体験もエンタメに
「推し活×遠征」はメインイベントである公演や試合だけでなく、そこに至るプロセスすべてがエンタメになります。
「東京ではあまり見ない雪を遠征で初めて見たし、料理の味も関東ではない味でした」
「35年振りに学生時代の友人と再会した」
「会場近くのホテルを利用したが、予想以上に素敵で、朝食も美味しくて大満足だった」
「推し活後の飲食で、同じ境遇の人と偶然に出会えた」
推しがいなかったら、出会わなかったかも知れない場所・体験・人。そんな機会を与えてくれる推しの存在は、さまざまな意味で尊いですね!
「スマートでリッチな遠征スタイル」の提案
せっかくの大人旅ですから、体力や快適さにも配慮した「プレミアムな遠征」を楽しみたいもの。実践のポイントは、「快適な動線」と「現地体験の充実」の両立にあります。
- 「会場近く」を拠点にする: 移動のストレスを最小限にするため、宿泊先は会場付近、あるいは交通の便が良い場所を。少しリッチなホテルを選べば、非日常の余韻をゆったりと味わえます。
- イベント+αの「ご当地体験」: 推しのイベントだけを目的にするのではなく、その土地ならではのグルメや文化体験をスケジュールに組み込みましょう。
- SNSの仲間と「はじめまして」: 普段ネット上で交流している仲間に、旅先で直接会う機会を作るのも遠征の醍醐味。リアルに会うことで、その後のSNSのやりとりもさらに盛り上がることでしょう。
まとめ
大人世代の推し活や遠征は、単なる趣味の域を超え、人生をポジティブに再構築するための大切な「装置」です。好きなものを追いかける情熱は、新しい土地へ足を運ぶ勇気を与え、昨日まで知らなかった誰かと出会うきっかけを作ってくれます。
芸能人や有名人に限らず、手芸、園芸、登山……あなたが夢中になれるものなら、それはすべて立派な「推し活」です。
そんなときめきに満ちた未来が、あなたの毎日をいっそう輝かせてくれることでしょう!
<出典>
キラビュー「趣味や推し活に関する調査」(2025年6月)
ネオマーケティングと旅行会社のエイチ・アイ・エス「推し活×旅に関する調査」 (2025年8月)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000626.000003149.html
