60代になると食生活を変えようという意識が芽生えるもの。農林水産省の調査※1で60歳代以上の女性は「日本型食生活を実践している」という回答が全世代に比べて割合が高いという結果が出ています。そんな食生活意識が高い60代女性にとっておすすめの方法をご提案します。
60代女性の約7割が「食生活を見直した」と回答
キラビューの調査※2で「60代に入ってから食生活を見直しましたか?」と聞いたところ、とても前向きな結果が出ました。
なんと、約7割(68%)の人が食生活を見直したと回答したのです。体調の変化やその兆しを見越して食生活の見直しを実践しているのが現代の60代のクレバーなところ。
さらには「60代以降、食生活で気をつけていることを教えください」と実践している方法を聞いたところ次のようになりました。Tips1〜3としてご紹介します。
Tips1 タンパク質を摂る
食生活で取り入れた内容で最もポイントを集めたのが「タンパク質を摂る」でした。
実はわが国でも、タンパク質を摂取するとフレイル予防になる※3ことが推奨されています。厚生労働省で「タンパク質の摂取量が少なくなると筋肉量が減少し、加齢とともに筋たんぱくの合成が遅れるため、より一層たんぱく質を含む食品を摂ることが大切です」と紹介されているのです。
一番にポイントを獲得したのも納得の理由でした。
Tips2 野菜を多めに摂る
次に食生活で取り入れたい内容でポイントを集めたのは「野菜を多めに摂る」。
野菜は、ビタミンやミネラル、食物繊維を豊富に含んだ“健康食の王道”ともいえる存在です。野菜を十分に摂取することは、健康寿命の延伸にもつながるとされています。
それにも関わらず、厚生労働省が実施した調査※4によると近年の野菜摂取量は減少傾向にあります。毎日の食事で1日350gを目標に野菜を積極的に摂りたいですね。
Tips3 脂質や脂っぽい食事をさける
3つめに取り入れたい内容としてポイントを集めたのは「脂質や脂っぽい食事をさける」です。
脂質や脂っぽい食事は生活習慣病や肥満の原因とされているため、さける方が良いのはたしかです。
ただし、注意点があって食事の量が少なくなりがちな60歳以上では脂質の摂取量が不足すると同時にエネルギー不足の懸念も。その結果、疲れやすくなったり、体の抵抗力が低下する恐れがあります※5。
脂質をうまくコントロールすることが大切です。
タンパク質を摂るためのひと工夫
Tips1のタンパク質を摂る方法については、厚生労働省からもおすすめの方法※3が伝授されています。今回はそのひと工夫をご紹介します。
・コーヒーには豆乳をプラスして豆乳ラテに
・お弁当や外食は、おかずの多い定食メニューをチョイス。いろいろな食品かっらタンパク質を摂りましょう
・間食にもヨーグルトなどのタンパク質をセレクト
・「あと一品」には缶詰や冷凍食品など便利なものを常備
キラビュー流・食生活の見直しなら、気軽に実践できる!
「食生活の見直し」というと、難しく考えがちになります。
しかし、今回紹介した3つは無理なく取り入れられるものばかり。タンパク質を摂るためのひと工夫も実践しやすいと感じられたのではないでしょうか?
あなたもキラビュー流の見直しポイントで気軽に食生活を新しくしてみませんか?
自分らしく輝くためのヒントを見つけてみませんか?
キラビューでは、今回紹介したような多くの女性たちのリアルな声や、すぐに役立つTipsをたくさんお届けしていきます。
「他の人がどうしているのか気になる」「この悩み、みんなはどう解決してる?」――そんなあなたの思いに、キラビューはそっと寄り添います。
無料で会員登録をしていただくと、あたなにぴったりの情報が届きます。もっと輝く新しい自分を見つける旅にエスコートします。

※1農林水産省「令和7年度食育に関する調査」
※2キラビュー調べ「60代以降の食生活についてのアンケート」、調査期間:2025年6月、調査方法:Webアンケート、調査対象:60〜71歳の女性22人(平均64.9歳)
※3厚生労働省「食べて元気にフレイル予防」
※4厚生労働省「健康日本21アクション支援システム〜健康づくりサポートネット〜」
※5公益財団法人 長寿科学振興財団「健康長寿ネット」

