
かつて大人世代の旅といえば、「有名な観光地をバスで効率よく巡る団体ツアー」が定番でした。
しかし今、キラジェネ(※)の皆さんが求めている旅の形は、劇的に変化しています。型にはまった「至れり尽くせり」の接待旅行ではなく、もっと自分らしく、心の奥底にある欲求が満たされるような体験。
最新の意識調査から見えてきたのは、現代の大人世代が抱く「旅への情熱」と、自由を愛する「新しい本音」でした。
※キラジェネ=人生の後半を、ポジティブ&アクティブに楽しみたい世代。
「みんなと一緒に」から「私が好きなもの」へ
キラビュー編集部が実施した意識調査「どんな旅に出かけたいか」という質問に、非常に興味深い結果が出ました。
| 推し活や自分の趣味を踏まえた旅 | 6ポイント |
| 豪華客船や豪華列車などで巡る旅 | 5ポイント |
| 歴史を深掘りする旅 | 4ポイント |
| 絶景や世界遺産を巡る旅 | 4ポイント |
| 温泉旅行、湯治 | 4ポイント |
| 一人旅 | 4ポイント |
| 伝統文化にふれる旅 | 3ポイント |
| グルメ、レストラン旅行 | 3ポイント |
| 離島の旅 | 2ポイント |
| その他(ドライブ旅行、知人に会う、ボランティア) | 2ポイント |
| オーロラ、カウントダウンなどの特別な体験 | 1ポイント |
かつての定番だった「名所旧跡を巡る旅」を抑え、堂々のトップに躍り出たのは、自分の好きな世界を追求する「推し活」を目的とした旅だったのです。
これは今の大人世代が「誰かに決められたスケジュール」に従うのではなく、「自分の好奇心」を軸にしたオーダーメイド時間を重視しているといえるでしょう。
それに伴い、「ひとり旅」への関心も急速に高まっています。誰にも気兼ねせず、自分のペースで、自分の好きなことに時間を使い切る。それこそが、成熟した世代がたどり着いた旅の真髄! 贅沢な時間の使い方が支持されています。
ひとり旅の思い出は? 読者のリアルボイス

「旅行にひとりで行く勇気がない」「本当にひとりでも楽しめる?」そんな不安を抱いている方もいるかもしれません。そこで、直近の旅が「ひとり旅」だったキラビュー読者に、そのときの思い出を聞いてみました。
「中富良野の宿で同泊したご夫婦の奥様が同じ年生まれ、名前も同じでびっくり! その方はなんとオートバイのレースに出るくらい元気で、意気投合しました」
「関ヶ原古戦場でボランティアの方の説明がすごく面白くて、 大河ドラマを見直したいと思いました」
「台湾で森に行った時、木に向かって『大好き』と言ってハグしたら 触れた大木の部分が白くなった。私と木のエネルギーが一緒になったとのこと」
みなさん、とても旅を満喫していると思いませんか? また、ひとり旅を満喫しているのは、女性だけではありません。
「浅草では寄席に行き、アメ横、上野で酒飲んで、酔っ払い。 翌朝は上野から皇居まで歩きました。 東京はデカいなぁ。やっぱ日本の首都です」
「飲茶が食べたくて香港へ、小籠包が食べたくて台北へ」
「語学学習でフィリピンに行きました」
男性はさらに行動範囲が広く、海外もひとりで行ってしまう様子!
読者の皆さんの声からは、性別を問わず、ひとりで動くからこそ得られる「深い感動」や「予想外の出会い」を楽しんでいる様子が伝わってきますね。
旅を「人生の財産」にするためのヒント
自分らしい旅を始めるために、今、さまざまな旅の形が提案されています。まずは、不安を安心に変える小さな一歩から踏み出してみませんか?
「ひとり旅気分」から始めたいなら
「全員がひとり参加」を条件としたツアー型プランがおすすめです。初めてでも気兼ねなく、添乗員のサポートを受けながら自由を味わえます。旅先で気が合う友人が見つかることも。
オーダーメイドの設計が不安なら
女性のひとり旅を安心して組むための専用サイトや、電話相談サービスを活用しましょう。プロの知恵を借りることで、自分だけの理想的な旅のルートが完成します。
まとめ
「どれだけ自分らしい時間を設計できたか」
「旅先でどれだけ心が動き、新しい自分に出会えたか」
その手応えこそが、帰宅した後の日常をも鮮やかに彩る財産となります。
名所を「見る」だけの旅から、自分自身を「更新する」旅へ。
旅先で出会う新しい景色と、そこで見つけた「新しい自分」が、あなたのこれからの人生をさらに豊かに輝かせてくれるはずです!
<出典>
キラビュー「60~70代の生き方(ライフスタイル)に対する意識調査」(2025年6月)
