60代の旅行好きにおすすめしたい豪華列車と一人旅のサービス

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60代になって旅行したい欲がアップした人も多いと思います。キラビューでは60〜70代に人気の旅プランをアンケート。そこで出てきた声をピックアップし、旅行好きにおすすめしたいプランやサービスをご紹介します。

キラビュー編集部の調査で、「どんな旅に出かけたいか」を選択肢の中から選んでもらったところ、次のような結果になりました。

Q.どんな旅に出かけたいですか?

どれかに集中することはなく、結果はばらつきのあるものとなりました。1位の「推し活や趣味を巡る旅」は、まさに一人一人趣味や趣向が違うもので、行き先も異なります。実際にキラビュー編集部で調べた結果としても、パックツアーよりも個人旅行が中心。その象徴となる結果でした。

もちろん60歳以上ならではの結果も見られています。60歳以上は、時間的にも金銭的に余裕があるため、2位は「豪華客船や豪華列車などで巡る旅」。また、「歴史を深掘りする旅」「絶景や世界遺産を巡る旅」のように知的好奇心を刺激するものも人気です。そして健康を意識した「温泉旅行・湯治」は根強い人気。自立した60代の象徴として「一人旅」もポイントを集めました。

今回は、ランクインした中からおすすめの旅行やサービスをピックアップします。

最近は日本国内にも豪華列車が登場しています。まずは気軽に豪華列車を体験できるおすすめは、JR東日本が運行する「TRAIN SUITE四季島」。季節ごとに行き先が変わり、旅程も1泊2日コースから用意されています。豪華客船や豪華列車というと何日もかけていくものもありますが、気軽な日程で行けるのが魅力です。

例えば、2025年秋(10月、11月)の1泊2日コースでは、上野駅を出発し、新潟県と山梨県を巡ります。1日目は車内で洗練された中華料理のランチを楽しんだ後、新潟の新津駅で下車し、新潟古町芸妓のおもてなしを受けます。夕食は車内に戻り、フレンチディナーを味わった後、車内ラウンジでバータイムを楽しむことも可能。その後、車内泊します。

2日目は山梨の塩山駅に到着した後、朝食は現地のフレンチダイニングへ。その足で勝沼のワイナリーを2軒訪問した後、車内で日本料理のランチに舌鼓。16:50頃、上野駅に到着した後は上野駅にあるラウンジでフェアウェルパーティーを開催。トレインクルーとともに旅の思い出を振り返ります。1泊2日ですが、コンパクトに各地の歴史や文化を知ることのできるプログラムになっています。

詳しくはこちら
JR東日本 TRAIN SUITE四季島

「一人旅を楽しみたい」という方には、一人旅をはじめやすいサービスをご紹介します。一人旅は、一緒に行く人を探すことなく、気ままに旅に出られるのが魅力です。これまで友人や配偶者と旅に出て、わずらわしさを感じたという人にとっては良い選択肢になります。

▼初めての一人旅を応援するツアー

「一人では何かと不安」という方に、初めての一人旅を応援するのが、読売旅行の「おひとり様限定の旅」。こちらは旅程がすでに組まれた団体ツアーながら、参加者全員が一人参加という画期的な旅行ツアー。添乗員同行の安心と一人での自由で気ままが時間の両方が満喫できます。出発地も旅程も選べ、絶景旅、温泉旅、観光列車、島旅などジャンルもさまざまな中から選ぶことができます。

詳しくはこちら
読売旅行 おひとり様限定の旅

▼一人でも泊まれる宿の予約サービス

「行き先や旅程は自分で決めたいけれど、一人で泊まれる宿が見つかるか不安」という方もいると思います。旅館やホテルのなかには、1室を2人以上としている場合や、女性の一人宿泊を断れるケースがあるからです。そこでおすすめなのが、ゆこゆこの「ひとり旅におすすめ!一人で泊まれる温泉旅館・宿・ホテル」というWebサイトです。

こちらは2025年9月時点で全国の1068の宿が登録されており、1つの宿で複数の宿泊プランが用意されていることもあります。希望のエリアや日程のほか、「部屋食」「無料貸切風呂」「大浴場手すりあり」などの項目を条件としてチェック可能。希望の宿が見つけやすくなっています。そのままインターネット予約もできますが、電話での相談や予約もOK。一人旅をサポートする体制があります。

詳しくはこちら
ゆこゆこ ひとり旅におすすめ!一人で泊まれる温泉旅館・宿・ホテル

今回は60〜70代の旅行好きの方におすすめしたいサービスをご紹介しました。インターネットの登場で、個人旅行も団体旅行も年々充実したプランが出てきています。最初から最後まで自分でプランを組み立てなくても、ある程度自由に便利になっているのがポイントです。ぜひ、旅行に出たいと思ったら今回のようなサービスを利用してみてください。

(ライター)

岡本のぞみ
食やワイン、美容、旅の分野を中心に執筆。女性の視点を活かして、キラキラと輝くヒントを文章で届けている。ワインエキスパートを取得し、40代からレストランのソムリエとしても勤務。前向きな挑戦を続けている。