みなさん、趣味や推し活はしていますか? 今回は趣味や推し活についてアンケート。趣味や推し活をやっている人に、楽しみ方や自分をいきいきとさせてくれたエピソードを聞いたところ、自分もなにか始めてみたいなと思うようなお話がたくさん集まりました。
※本記事は、2025年6月に実施した「60〜70代の趣味・推し活に関する意識調査」女性22名へのアンケートをもとに構成しています。
趣味や推し活を楽しんでいる人がほとんど!
60代・70代の女性に、趣味はあるかどうかを聞いたところ、全員に趣味があるとの結果になりました。さらに、推し活についても聞いたところ、7割近くの人が「している」と回答。その趣味や推し活について、60歳を超えてから始めたものかどうかを聞くと、3割以上の人がそうであると答えました。ほとんどの人が趣味や推し活を楽しみ、60歳を超えてから新たな趣味や推し活に出会った人も多いことがわかりました。



✔ボウリング
「好きなプロボウラーと一緒に大会に参加したり、ボウリングクラブに毎週参加してみんなと楽しく投げています。ボウリングの大会に、毎回ウエアをチョイスして、自分にとっての最高のスコアを出して、優勝のトロフィーを貰ったこともありました」(M.H、61歳女性、山梨県)
✔映画鑑賞、ライブ鑑賞
「推し活仲間とイベントを楽しんだり、夫と月に数回映画鑑賞をしたりしています。趣味や推し活で叶えられるキラキラは、日常の中に生まれる小さなときめきです。推しの笑顔を見て元気になったり、趣味仲間と語り合って笑い合ったり。自分の「好き」を大切にすることで、毎日が少しずつ輝いて見えるようになります」(Rei、62歳女性、東京都)
✔ツーリング
「天気が良くて、自身の用がないとき、遠い所や近い所色々ツーリングに行きます。直近では北海道を2000キロ超走りました。日常では味わえない、色んな場所を自在に駆け巡りながら見る景色は、日常を忘れさせてくれます。それによって、現実に戻っても、色んなことが頑張れます。また、次行くことを楽しみに、日々をこなしていけます」(やまりんこ、62歳女性、大阪府)
✔フルート
「33年前から始めました。プロは目指していなかったので一曲を中々演奏できませんでした。継続していたら今では演奏したい曲を探せるようになったり、JAZZ演奏もできるようになりました。昨年音楽教室の発表会のステージで、名探偵コナンのテーマ曲をサンバ調にアレンジされた曲をピアノ伴奏に合わせて披露しました。所々ミスはあったけど最後はピッタリマッチ。演奏が終わった時、思わず笑顔になっていました。その時に会場で聞いていた1人の「オー」という声や拍手が聞こえて感激しました。1人でも感動して貰えて嬉しかったです。だから未だに名探偵コナンのテーマ曲を練習しています」(さまちゃお、68歳女性、山梨県)
✔登山
「2ヶ月に一度くらいの頻度で登山しています。一緒に登った仲間と山頂でお弁当を食べながら景色を楽しむことで、登山中の辛さを忘れて楽しさを分かち合っています」(M.T、71歳女性、東京都)
✔セミナーや勉強会
「だんだんと物忘れするようになってきて、話そうと思っても口からスムーズに出てこなく悲しくなっていましたが、ふと一つ資格を取ってみようかと思い立ち、勉強を始めました。 最初はなかなか覚えられなかったけれど、積み重ねていくうちだんだんと楽しくなり、努力すれば覚えられると実感。これはとても嬉しいことでした。もう、物忘れとか気にしない、できることをやってみようという前向きなこの頃です」(桃子、69歳女性、千葉県)
趣味や推し活は、できなかったことができる喜びを与えてくれたり、日常をいきいきさせてくれたり、日々の暮らしや人生にきらめきを届けてくれるものでした。昔やっていたスポーツ、新しく始める習い事、素敵な人を応援する推し活を、ぜひ始めてみましょう。
今回のアンケート調査概要:
調査期間:2025年6月
調査方法:Webアンケート
調査対象:全国の60〜70代の女性22名
岡本のぞみ
食やワイン、美容、旅の分野を中心に執筆。女性の視点を活かして、キラキラと輝くヒントを文章で届けている。ワインエキスパートを取得し、40代からレストランのソムリエとしても勤務。前向きな挑戦を続けている。