
何か楽器を始めたい、でも…。
「この年じゃ無理よね」
「リズム感ないし」
「そもそも楽譜が読めないわ」
そんなふうに、自分の気持ちを押し込めてはいませんか?
だとしたら「心配はいりませんよ」と、60歳を過ぎてから楽器を始めた友人・知人は、口をそろえます。
今回は、60歳を過ぎて楽器を楽しむためのヒントを3つお伝えします。
「毎日1回、音を出すだけ」から始めてみる
ピアノ、ギター、ウクレレ、アコーディオン、サックス、リコーダーなど、手にした楽器は人それぞれです。
でも、全員に共通していたことがあります。
それは、へたでも、弾ける曲がなくても「1日に1回は楽器に触れ、音を出すこと」。
ポイントは、「毎日、練習する」ではなく「毎日、音を出す」ということです。
楽器も人と同じで、毎日触れていると、音色や弾き心地など、その楽器ならではの個性が感じられるようになります。
個性がつかめると、親近感もわいてきます。
ウクレレ初心者だった男性に「すごく上達しましたね」と声をかけたところ、「いつも一緒、寝るときも枕元に置いていますから!」と、楽器との親密ぶりを語ってくれました。
そういえば、楽器ではありませんが、私が初めてPCを購入したとき、「使えるようになりたかったら、毎日電源を入れろ」とアドバイスされたことがあります。
敬遠せずに仲良くなりたいという気持ちが、大事ということですね。
楽譜が読めなくても「コード」で弾ける
ジャンルにもよりますが、楽器によってはコードを覚えれば弾くこともできます。
楽譜が読めない初心者にとって、コードは頼れる存在。
誰もが「楽譜を読み解くより、コードを覚えるほうがラク」「コードは便利」と口にします。
実際、まったく経験のなかった私も、ウクレレの簡単なコードを4つ覚え、短期間で『ルージュの伝言』や『スタンド・バイ・ミー』の弾き語りができるようになったのです。
なぜだかピアノで弾き語るよりサマになるのは、ウクレレの柔らかい音色のおかげかもしれません。
教室、動画、オンライン…自分に楽な道を選ぶ

私たちが子どものころは「楽器を習う=レッスンに通う」という図式がありました。
しかし今は、たくさんの入り口と道があります。
教室で習う人もいれば、動画サイトを見て独学という人もいますし、オンラインでレッスンを受けることも可能です。
書店や楽器店には「初心者向け」と謳った教本も並んでいます。
「自分のライフスタイルに合わせて、重荷にならない道を選べばいいんじゃない?」とは、60歳を過ぎてからピアノを始め、着々とレパートリーを増やしている方の言葉です。
ハードルを下げて楽器を手にしよう♪
「この年じゃ無理」「リズム感がない」「楽譜が読めない」――
もしかしたら楽器へのハードルを上げているのは、自分自身かもしれません。
だから、ハードルをうんと下げて、ひょいっと飛び越えてみる――
必ずや手にした楽器は、毎日にちょっとした喜びや達成感をもたらす相棒になってくれますよ♪




