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読書会は物知りの集まり?「感想3行で入れる本の場所」

 本を読み終えたあと、誰かと話したくなることはありませんか。

その気持ちは、読書がひとりの営みだからこそ生まれます。
そして、その受け皿が、読書会です。

「本の知識がないと、恥をかきそう」
——そう思って足が向かない方も多いのですが、読書会は、詳しい人が講義をする場ではありません。
同じ本を読んだ人が、それぞれの感じ方を持ち寄る場です。
正解を言う必要は、まったくありません。

探し方は「図書館」と「書店」から

 いちばん確実なのは、近所の図書館です。
掲示板や、カウンター横のチラシ棚。多くの図書館が、読書会や講座を主催しています。
参加費は無料か、数百円。

次が、街の書店
とくに個人経営の書店では、店主が主催する読書会やトークイベントが開かれていることがあります。
棚を見ながら、レジ横の案内をのぞいてみてください。

そして、「読書会+地域名」で検索する。
オンラインの読書会なら、家から出ずに参加できます。
まずは“見学だけ”の回に申し込む。
これが、いちばん気楽な入口です。

はじめての1回は「聞き役」でいい

 参加を決めたら、身構えないための準備を。

  1. 本は、最後まで読めていなくていい(「途中までです」と最初に言えば大丈夫)
  2. 感想は、3行だけ用意する(「好きな一場面」「引っかかった点」「誰に薦めたいか」)
  3. 最初の1回は、聞き役に徹する

3行のメモがあれば、話を振られても困りません。
そして、他の人の話を聞いているうちに、自分の感想が変わっていく
——それこそが、読書会のいちばんの楽しみです。

発言のコツは「私は」で始める

 読書会の空気を良くする、たったひとつのコツ。
「この本は〜」ではなく、「私は〜」で始める。

  • ×「この小説は、主人公の描き方が弱い」
  • ○「私は、主人公にもう少し寄り添いたかった」

作品の評価ではなく、自分の感想として話す。
そうすると、意見が違っても、誰も傷つきません。
違う読み方に出会うことが、読書会に行く理由なのですから。

続けるなら「同じ会」に3回行く

 1回では、顔も覚えられません。
同じ会に、3回続けて参加する。
それだけで、あなたは「常連さん」になります。

「趣味仲間と語り合って笑い合う時間が、日常に彩りと元気をくれる」

(Reiさん・62歳女性・東京都)

というお声がありました。

本を通じて出会う人は、年齢も職業もばらばら。
だからこそ、話が面白いのです。

今月は図書館の掲示板へ

読み終えた本を1冊、鞄に入れて。
今月のうちに、図書館の掲示板を見に行ってみませんか。
次の読書会は、たいてい、そこに貼ってあります。

<参照>
「趣味・推し活に関する読者アンケート」(読者の声)
文化庁「文化に関する世論調査 報告書(令和6年3月)」(文学作品・読書に関する鑑賞や活動の状況) https://www.bunka.go.jp/tokei_hakusho_shuppan/tokeichosa/pdf/94109101_01.pdf
国立国会図書館「図書館における読書会・イベントの取り組み(カレントアウェアネス)」
https://current.ndl.go.jp/

キラビュー編集部

キラジェネのみなさんが、ワクワクする記事をお届けします!