
外に着る服は、鏡の前で吟味する。
けれど、その下の一枚は、何年も同じものを買い続けている。
——多くの方が、そうではないでしょうか。
でも、下着は、1日でいちばん長く身につけるものです。
ここが合っていないと、肩がこり、姿勢が崩れ、服のシルエットまで変わります。
身だしなみを整えることには、気持ちを前向きにする効果があるとも言われています。
見えない一枚は、見える自分をつくっています。
年に1度は必ず測る
まず、これだけはお願いしたいこと。
年に1度、下着売り場で測ってもらう。
体型は、静かに変わります。
「昔からこのサイズ」で買い続けるのが、いちばんの落とし穴。
測ってもらうのは無料で、5分で終わります。
そのとき、カップだけでなくアンダーバストも測ってもらう。
きつすぎるアンダーは、背中に線を残し、呼吸まで浅くします。
買い替えの目安は「1年」
下着は、消耗品です。
ゴムは伸び、生地は薄くなります。
目安は、毎日使うものなら1年。
「まだ着られる」と思っているものが、じつは支える力を失っていることがあります。
一度に全部替えなくていい。
まずは、よく使う2枚だけ。
それだけで、着心地の違いに驚くはずです。
夏は「素材」で選ぶ

季節に合わせて、素材を選び直すのも効きます。
- 綿:肌にやさしいが、汗を含むと乾きにくい
- 吸水速乾の化繊:汗をかく季節に強い
- シルクや上質な綿の肌着:しっとりして、汗ばむ日でもべたつかない
夏は、汗を吸って乾くものを。
そして、汗をかいたら着替える。
替えを1枚、鞄に入れておくだけで、出先での不快感がなくなります。
靴下と部屋着も同じこと
見落とされがちなのが、靴下。
ゴムのきついものは、足首に跡を残し、血のめぐりを妨げます。
ゆるめの締めつけないものを。
そして、部屋着。
「もう外には着ていけない服」を部屋着にしていませんか。
家にいる時間こそ、心地よいものを着る。
それは、自分への小さな敬意です。
今月は売り場で測ってもらう
具体的な提案を。
今月中に、下着売り場に行って、測ってもらってください。
そして、よく使う2枚だけ、新しくする。
3,000円から5,000円ほど。
この投資の効き目は、たぶん、どんな服よりも大きいはずです。
見えない一枚が姿勢をつくる
肩の位置が変わり、服の落ち方が変わり、鏡の中の自分が少し違って見える。
まずは、測るところから。
<参照>
「ファッションに関する読者アンケート」(読者の声)
健康長寿ネット「化粧とおしゃれと健康の関連」(身だしなみと心理的効果)
https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/koureisha-shinri/kesyou-osyare.html
消費者庁「衣料品の表示と品質(家庭用品品質表示法)」(素材表示の見方) https://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/household_goods/




